皆さんこんにちは、たまこです。突然ですが、皆さんは好きなことをめいっぱいやって、幸せに生きているといえますか?それとも、もっとお金があれば、もっといい家に住めれば、結婚出来ればと不足感のほうが強いですか?
もし、もっと○○があればと不足感を感じているなら、貧乏脳に陥っている可能性があります。今日は、今の年収や生活環境に関係なく、貧乏脳から脱出し、今すぐ幸せになれて、かつお金持ちの脳になる方法についてお話をしていきたいと思います。
不幸に陥る原因
少なからず多くの人が1度は「もっとお金があればいいのにな」と思ったことがあると思います。確かに、年収700万円~800万円くらいまでは、収入が上がると幸福度は上がると言われています。しかし、それ以降の年収は幸福度は変わらず、むしろ幸福度が下がるとも言われています。
また、現代は昔よりもずっと便利で豊かになっているのに、幸福度が下がってしまっているというデータもあります。なぜ現代人は不幸を感じ、うつ病になる人まで出てきてるしまったのでしょうか?その理由は、人と比べることで起きていると考えられます。
現代はインターネットが普及し、簡単に情報が手に入るようになりました。SNSを見ると、自分の知らないキラキラとした世界を目にすることが多くなります。すると、羨ましいなという感情が少なからず湧いてくるでしょう。SNSを見てポジティブに感じる人は良いですが、人によっては嫉妬心に駆られたり、自分はなんてみじめなんだと卑下して、不幸を感じてしまう人もいることでしょう。
更に、CMや広告では、マイホームや車、ブランド品など欲を掻き立てるような情報を沢山流してきます。このような情報ばかり見ていると、自分が欲しいかどうかに関わらず、「これが手に入れば幸せになれる」という謎の幸福の概念が植え付けられます。
逆もしかりです。お金を稼がなければ食べていけない、収入が低いことは恥ずかしい、老後はいくら以上の貯金がないと生きていけなくなるといった恐怖心も植え付けられているのです。
無意識のうちに、結婚しなきゃ、家を買わなきゃ、車を買わなきゃ、貯金をしなきゃとお金に振り回されているのです。これらを手に入れて幸せで安心だと感じるならいいのですが、周りから植え付けられた架空の概念なので、手に入れても手に入れても満たされるのは一瞬だけです。
貯金に励んでいる人なら、貯めても貯めてもまだ足りないと不安になり、世の中の幸福の概念に振り回されていると、結果的に「もっとお金が必要だ」と貧乏脳に陥りやすくなるのです。
貧乏脳と金持ち脳の違い
そもそも「もっとお金が欲しい」「お金持ちになりたい」と思う人は、あといくらあれば幸せになれるか、いくらあれば安心できるのか考えたことはあるでしょうか?あればあるほど良いと思う方は、貧乏脳に洗脳されている可能性が高いかもしれません。
貧乏か金持ちかは収入の量で決まるのではありません。心が決めるのです。お金持ちの定義というのは存在していますが、もう少し身近な視点で考えると、金持ち脳は、年収に関わらず、収入>支出の範囲内で、工夫して楽しく暮らしている方です。貧乏脳は収入<支出でいつも赤字になってしまう方や、お金の不安を抱えているような方です。
もし、年収が300万円でも、収入の範囲内で豊かさを感じていれば金持ち脳といえます。年収が3000万円あっても、1億円でも、いつも不足感を感じていたり毎月の支出が多い方は、貧乏脳といえます。要は貧乏脳は収入の量ではなく、欲望と不安の量で決まるのです。
私も過去に、お金がもっとあれば幸せになれるという幻想の世界で生きていました。20代前半は、欲を満たすために朝から夜まで働きまくり、大した給料にもならず、身体を壊しました。身の丈に合わないブランドものに囲まれても、結局満たされることはなく、虚無感を感じていました。
そして、20代後半になると今度は結婚や将来のことを考え、貯蓄に励むようになりました。目標額を貯めても、もっと貯めないといけないという不安に駆られ、いつしかお金を使うのが怖くなりました。いつまでたっても幸せを感じることなくお金に振り回される20代を送っていました。
私が貧乏脳を抜け出すことができたのは、年収200万に満たない男性(今の夫)のおかげです。ずっと付き合う男性は年収1000万以上の人を選んで付き合っていましたが、最終的に選んだのは年収200万の男性(今の夫)でした。彼は、お金を使わず沢山楽しませてくれ、幸せの概念が大きく変えるきっかけとなりました。
確かにお金があれば、できることは増えますが、貧乏脳から抜けたことで、余計な出費や無駄な時間を使うことがなくなり、本当に自分のやりたいことや、自分が幸せだと感じることだけに時間を費やせるようになったのです。
やりたいことをやるにはお金が必要という幻想
多くの方はやりたいことをやるにはお金が必要、幸せになるにはお金が必要だと考えます。さらに、生活のために、やりたくないことでもやらなければいけないと考えます。そして「時間がないからやりたいことができない」と悪循環に入ってしまっている方がほとんどです。
しかし、実際は逆です。たとえ収入が下がっても、自分のやりたいことを積極的にやるのです。やると決めると、脳がその情報を集め始めます。好きなことをしていると、幸福度が高まり、脳のパフォーマンスがどんどん上がります。やりたいことが、お金にならない、誰の役にも立たない趣味だったとしても、それを突き詰めていると、自分のオリジナルが生まれ、価値が付くのです。
米津玄師さんを例にすると、彼は今でこそ音楽の天才と爆発的に人気がありますが、その前は引きこもりだったそうです。引きこもってハマっていたボカロを、ニコニコ動画に投稿し続けていたところヒット曲がどんどん生まれていき、今に至るそうです。ボカロを始めたのは稼ぐためでもなく、ただ純粋に好きだったからです。
またYouTuberとして知名度のあるヒカキンさんもそうです。YouTuberという職業すらなかったときから、高校生のときにハマっていたボイパをYouTubeにアップしていたので、稼ぐ目的で始めたわけではありません。好きでやっているうちに、それがどんどん注目を集め、今に至ります。当時はお金があるわけでも、良い機材があるわけでもなく、社員寮の浴室などで撮っていたというエピソードもあります。
最近のトレンドの方を例にお話をしましたが、多くの成功者たちは、お金をゴールにしていません。莫大な資産を築いても、そこがゴールではなく、人生を楽しむことに注力しているので、継続して新しいものを生み出し、雪だるま式に豊かになっています。
もしやりたいことがあったり、生活のためにお金を稼いでいるという方は、お金や環境が整っていなくても、できることからどんどん取り掛かっていくことで、未来の自分は考えられないくらい大きな豊かさを手に入れているかもしれません。
おわりに
貧乏脳と金持ち脳についてお話しをしていきました。もし今、お金がなければ幸せになれない、やりたいことができない、恥ずかしいという思い込みがあるならば、貧乏脳に陥っている可能性があります。本当は人生を最高に楽しむこともできるのに、お金がないから、時間がないからと、盲目状態になっています。
お金がなくても環境が整っていなくても、知恵と身体はあるのです。やると決めたら、見えなかった情報がどんどん見えるようになっていきます。今から少しずつ一歩を踏み出し、幸せな人生にしていきましょう。