皆さんこんにちは、たまこです。今日は最近問題になっているネット上での誹謗中傷のことをスピリチュアル的に見ていきたいと思います。
全ての物事は自分の投影なので、ここをしっかり理解することで、もし今誹謗中傷に巻き込まれたり、いじめにあって苦しんでいた場合、簡単に良い状況にも変えていくことができますので、対処法として参考にされてみて下さい。
誹謗中傷、いじめは心の投影
もし今あなたが今誹謗中傷で悩んでいるとしたら、皆さんは無意識のうちに「自分は罰せられるに相応しい」「批判されて当然だ」という罪悪感を少なからず潜在意識に持っています。
自分で自分のことを否定していると、なぜか嫌な目にあったりして「やっぱり自分はダメなんだ」と、”やっぱり”という出来事を自然と引き寄せます。
自分のことを肯定できない心の状態を自己肯定感が低いなんて言いますね。
逆に、自己肯定感が高い方は、何を言われても自分を責めようなことはしません。「本当にそうなのかな」「そういう考えもあるよね」「確かにそうかもしれないね」と自分は自分、他人は他人と分けて冷静に物事を分析し、他人の意見にいちいち翻弄されないのです。
例えば他人から「太ってる」と言われたとします。「太っているね」という言葉は必ずしも悪口になるというわけではありません。
もしあなたが、自分が太っていることを受け入れていたり、太っていることを気にしていない場合、言われたことを悪口だと捉えず、「そうだね~」と軽く受け流せます。
理論的な人なら「BMI25以下なので、まだ標準です」と答える人なんかもいるかもしれませんね。お医者さんなんかは健康のために「あなたは太りすぎだよ」と、指摘することもあるので、場面によってはありがたい発言と捉えることもできるのです。
しかし、太っていることをとても気にしている場合は、太っていることと、自分がダメなことを混同します。「あぁやっぱり自分は太ってるからダメだと思われてるんだ」「人は自分のこと醜いって思ってるかもしれない」と、別にそこまで言われてないのに、勝手にネガティブに捉えて落ち込んでしまいます。
ネット上の誹謗中傷が気になってしまう人も、自己肯定感が低く、いつも自分を責めている可能性が高いです。確かに批判されたら傷つくかもしれませんが、それは相手の1つの意見であり、あなたがダメであるという事実とはなりません。
要はすべての出来事は自分の捉え方であり、自分の心の中が現実に投影されてしまっているのです。
被害者は加害者になる
実はいじめをする側といじめられる側は心の根本は同じです。
被害者も加害者も根本に「自分は罰せられるに相応しい」と罪悪感を持っています。自分が罰せられるような出来事を引き寄せた場合は被害者になりますし、罪悪感を感じる出来事を引き寄せた場合は加害者になります。
どういうことかというと、自分が虐待されていた方は自分の子供を虐待する可能性が高いと言いますよね。虐待する人も過去どこかで被害を受け、自分のことを被害者だと思っており、自分が子供のときから「ダメな人間だから攻撃されるんだ」という罪悪感を抱えています。
そして、今度は自分が母親になったときに、子供を叩いて、「やっぱり自分はダメな母親だ」と罪悪感を感じる状況を自分で作り出すのです。母親は虐待したくてしているのではなく、「自分はダメな人間なんだ」という罪悪感を感じるために、攻撃をしているのです。
もし子供のときに虐待を受けていたり、いじめられた経験がある方や、大人になってからもいじめられてるという方は、潜在意識に罪悪感を植え付けられている可能性が高いかもしれません。
なので、今まで自分が攻撃されていた側だとしても、ふとした瞬間に、今度は自分が攻撃してしまい、罪悪感に苦しむことになるのです。誹謗中傷はで悩むのは自分を責めた糸井心の投影なのです。
誹謗中傷のを受けたときの心の整え方
加害者と被害者は行ったり来たりします。加害者になっているときは、自分では気が付きにくいので、自分が被害者になっているなと感じたら、被害者意識から抜けることが重要になります。
人は被害者意識を持っている限り、あなたの中には、「自分は責められるべき人間だ」という心の状態が投影されているので、いつまでたっても、人から責められたり、自分を責めなければいけない状態を引き寄せます。
被害者から抜け出すには?
もし自分が攻撃されていると感じたら、「自分が自分に言っているのかもしれない」と内側に意識を向けてみて下さい。
「何でこんなに気にしちゃうんだろう」「言われたことは事実なのかな?」と自分に問いかけることで、「あ!自分が自分のことを否定してたんだな」ということに気が付くことができます。
実際、批判されているときは、落ち込んでしまって、冷静に考えることができなかったりするので、ノートに書きだすことをお勧めします。
誹謗中傷を受けて傷ついてしまう自分がいるということは、少なからず、自分が自分を攻撃しているときなので、ノートに感情を書き出すことで、自分のことを客観的に見ることができます。
最期は嫌な相手に感謝をする
誹謗中傷してくる人が現れたときは「自分のことを攻撃してるよ~」というお知らせしてくれている存在なので、「気づかせてくれてありがとね~!もう気づいたから必要ありませんよ~」と、感謝のエネルギーを送りましょう。
なかなか嫌な人に感謝のエネルギーを送ることは難しいかもしれませんが、自分を攻撃してくる人に感謝のエネルギーを送ると、攻撃してきていた相手はいなくなります。
そして、自分のことを攻撃していたのは、自分自身であってことに気が付いたのなら、自分自身に対して「傷つけてごめんね~」「いつもありがとね~」と右手を心臓に置いて唱えてあげてください。
人は気を抜くと、すぐにまた自分を傷つけてしまう癖があるので、毎日自分に「ありがとね~」と感謝を送るようにしましょう。すると自分自身が愛のエネルギーに包まれるので、愛のある現象がどんどん引き起こされることになっていきます。
まとめ
多くの方は、人の事は傷つけてはいけないと、気を付けますが、自分のことは日々無意識のうちに傷つけてしまっています。
「自分が我慢すればいいや」と自分を抑え込むことも自分を傷つけているのと同じです。無意識のうちに、あなたの心は「何で僕の味方をしてくれないの」と拗ねてしまいます。
大親友や恋人に自分のことを信じてほしいと思うように、本来、自分のことを肯定して、信じてあげないといけないのは、親でもパートナーでもなく、自分自身なのです。
誹謗中傷はが起きているときは苦しいですが、このからくりを知っておくと、心も楽になりますし、あなたの現状も大きく変わってきますので、取り入れてみて下さい。