緊急事態宣言解除され、皆様いかがお過ごしですか。ずっと自宅にいたり、今後の先行きが不安であるということもあり、憂鬱な気分になったり、いつもより感情がブワーっと露わになっている方も多いのではないでしょうか。
私自身も、色々とメンタルが不安定になりやすかったりもしたのですが、コロナだから不安定というわけではないなと感じていました。というのも、コロナをきっかけに今まで蓋をしていた感情が浮きあがってきて、ただただ世の中の浄化が加速しているだけなんだろうなと思いました。
コロナが収まるまで、なにもできないと思う方も多いかもしれませんが、コロナに意識を向けていても現状は何も変わりません。あなた自身の心に意識を向け、本当のあなたと繋がることで、コロナ収束後のあなたの状況が大きく変わってきます。
とはいっても脳が疲れた状態だと、きちんとした判断ができません。まずは脳をクリアにすることで、心と繋がり、より浄化のスピードが速まっていくので「心が乱れやすかったり」「何をやっても疲れが取れないな」という方は読んでみてください。
コロナ疲れ度チェック!最近こんな症状ありませんか?
チェックリスト
- 寝ても寝ても疲れる
- 趣味に前ほど喜びを感じなくなった
- 休みの日は好きなこともする気にもなれない
- 食欲がない、何が食べたいかわからない
- 人と会うのがめんどくさい
- 落ち込みやすい
- 何か達成してもあまり喜びを感じない
コロナ疲れでチェックをしていただきましたが、自粛になる前からこんな症状があったなら、ずっと前から脳疲労が起きていたかもしれません。脳が疲れていると、感情を感じにくくなってしまうんですね。
ちょっと不思議なことを言いますが、あなたがこの地球に生まれてきたということは、様々な感情を感じることが醍醐味なんです。うれしいことや、楽しいことだけではありません。悲しいことや、苦しいこともすべてです。
地球は感情のテーマパーク
高次元の世界では意図するとすぐに願いが叶うので、その間の過程が何もありません。「すぐに願いが叶うなんていいな」って思うかもしれませんが、過程がないということは、頑張ることがない代わりに、きつい時を乗り越えた時の喜びということも感じなくなります。
なので、この地球という三次元の世界は、様々な感情を感じることができるので、大人気のテーマパークみたいなものなんです。
ジェットコースターやアトラクションもスリルがあってドキドキしたり、ウキウキするようなイベントがあった方が楽しいですよね。
地球に生まれてきたあなたの魂も同じように、地球というテーマパークで、たくさんの感情を感じたがっているんです。逆を言うと、感情を感じないということは、本当の自分を生きていない、魂を生きていないのと同じなのです。
そもそも脳疲労って何?
脳疲労とは、「ストレス(情報過多)により大脳新皮質と大脳旧皮質の関係性が破綻し、正常な機能を果たせなくなった状態」のことをいいます。
要はストレスによって、脳が疲れて正常に働かなくなり、鬱になったり、動けなくなったり、過食やアルコールなど、快感を求めるといった、異常な状態です。
大脳新皮質は理性を保ったり、理論とか理屈とか思考を使う部分です。言い方を変えると男性性の部分です。
大脳辺緑系は食欲や性欲など本能や感情などを司る部分です。こちらは女性性部分です。
脳疲労は大脳辺縁系の部分がうまく使えなくなることで大脳新皮質にも影響を及ぼし、自律神経が乱れてやる気がなくなったり、疲れが出やすくなったりします。
男性性と女性性って?
前回女性性と男性性のバランスが崩れていると、本来の自分を生きれないというお話しをしましたが、これを家族で例えると、お母さん(大脳辺緑系)が今度の休みはみんなでピクニックに行きたいと言ったとき、お父さん(大脳新皮質)が「良いね!行こう!」と協力的だと子供(自律神経)は安定しています。
しかし、お父さんが「ピクニックなんて言ってる暇はない!忙しいんだ!勉強でもさせてなさい!」とお母さんの気持ちを毎回突き放すような態度を取っていたら、お母さんも怒っちゃいます。
けんかをするお父さんとお母さんを見ると、子供はおろおろ不安になっちゃいますよね。脳疲労はこのように脳の家族関係がうまくいっていない状態なんです。
脳の関係性が悪い=正常に働かない状態です。この状態が続くと、お母さんは何も提案しない=感情を感じない状態になるので、ポジティブな感情の感度が落ちて幸福度が落ちたり、逆にネガティブな感情も感じづらいので、自分が何に喜びを感じ、何が嫌なのか、何をしたいのかわからず、本来の生きたい人生を歩めなくなるんですね。
お父さんはどんなに頑張っても、お母さんの声をちゃんと聴けない限り、家族はうまくいきません。コミュニケーションがうまく取れないと、疲れてしまいますよね。
これが脳疲労で、お父さんとお母さんが仲悪くなるほど子供(自律神経)がぐれてしまい、異常行動(過食、依存症)などが起こすようになります。
コロナ疲れの脳疲労が起こりやすいとき
①マルチタスクによるストレス
脳疲労はマルチタスクだと起きやすくなります。マルチタスクというのは、業務が途中でもメールを見たり、電話をしたり、同時に別の作業に取り組むといったことです。
しかしこれだけではなく、ご飯を食べながらテレビを見る、気分転換に散歩や運動をしているときに仕事のことを考える、人と話しながら別のことを考えるといった、日常的にやってしまいがちな行動によって、皆さんは知らず知らず脳を疲れさせているんです。
要は目の前のことに集中しないで別のことを考えたり、別の作業をしたりすると、脳が疲れやすくなってしまうんです。
集中していないので、仕事の効率も落ちて、忙しくしてる割に、何も終わっていないし、疲労だけが蓄積してし舞うんですね。
ちなみにマルチタスクは女性がなりやすいです。こんな場面ありませんか?奥さんがあれもこれも一人で抱え込んで大変そうにしているので、旦那さんが「休めばいいのに」と声をかけても、逆切れされてしまう・・・。
女性は感受性が豊かなので頭の中であれもこれも考えてしまって、男性の3倍以上は常に脳に負担を抱えている状態です。
特に現在は新型コロナウイルスの影響で、ネガティブな情報も多く、仕事の心配や生活の心配で、余計脳に負担がかかってしまっているかもしれません。
イライラしたり、感情的になったり、不安で落ち込みやすくなったりするのはマルチタスク状態になっている可能性があります。
脳疲労を改善すると余計なことを考えなくなり、冷静な判断がきちんとできるようになります。
また何かやってみようといった意欲が湧いてくるので、自然と前向きになり、エネルギッシュに動くことができるので、本当の自分を生きることに繋がりやすくなります。
②ダイエットによるストレス
最近は糖質制限など〇〇ダイエットが流行ってますよね。過度なダイエットはストレスをためます。ご飯が大好きなのに、炭水化物は太るからおかずだけ。お肉は太るから魚にする。本当はケーキが食べたいけど、洋菓子は太るから和菓子にする。といった小さな積み重ねが徐々にストレスとなり、脳が異常な状態となり暴飲暴食をしてしまいます。
これもお母さん(大脳辺緑系)が食べたいって言ってるのにお父さん(大脳新皮質)が無視し続けた結果、子供(自律神経)がぐれてしまったわけですね。
ストレスで過食してしまいダイエットがうまくいかないと悩んでいる人は、食べなきゃやっていられないほどのストレスを抱えているから食べてしまうので、周りの環境が原因でダイエットがうまくいっていない可能性があります。
なので食事制限や嫌いな運動をする前に、ストレスになっていることは何かを見直す必要があります。
やりたくないことをやることによるストレス
やりたくないことというと、仕事がしたくないとかそうではなく、例えば行きたくないけど、付き合いが悪いと嫌われたくないから飲み会に行く、理不尽に怒られたことに対して我慢して耐える、趣味の予定を入れたいけどみんなで遊びに行く予定を優先するなど、本当はやりたいことがあるけど自分の声を抑えて周りに合わせているといったことです。
あとは運動をした方が健康になれるから、本当は嫌だけど運動をする、本当は食べたくないけど体にいいからサラダを食べる、といった行動も意外とストレスになっていることもあります。
湯船にゆっくりつかりたいけど、水道代がもったいないからシャワーで済ますといった行動も、長い目で見たときに疲れがたまって不調が起きて医療費で消えるといったことになりかねません。
心の声ではなく、頭で考えた行動をし続けていると、ストレスが溜まって、酒、たばこ、過食など快感依存になりかねないです。特にコロナウイルスによる自宅での滞在時間が増えてお酒やたばこの量、食事の量が増えた人は要注意ですね。
コロナ疲れの脳疲労を解消する方法!
①シングルタスクにする
やることが沢山あったとしても、ひとつのことに集中することが大切です。仕事だったら、企画書を書き終わるまではメールもみないし、別の仕事を頼まれても、急ぎでない限り、自分の仕事に集中します。
自宅であればご飯を作っているなら、ネガティブなニュースが流れてきたとしても料理に集中します。
コロナ関連の情報を遮断するという意味でも、テレビを消すのもいいでしょう。ご飯を食べているならご飯を食べることに集中します。
その時五感を使って食べるとより脳の疲れが取れてきます。歩いているときも、大地を踏みしめる感覚を感じながら1歩1歩 歩くという感じです。
やることが多い人はとにかく一個一個完結させることが脳を疲れさせません。一個終わらせると達成したという感覚が積み重なり、自分はできるという自信につながります。
なのでやることが多い人は、朝にタスクを書き出して、終わるごとにチェックしていくと良いでしょう。私はこの方法を取り入れてからコロナ疲れという感覚から解放されました。
②1日1快食で食事を楽しむ
ダイエットが脳を疲れさせる要因の一つとお伝えしました。とにかく食べることがストレス発散になっているという方多い方は、食べることで脳疲労を取ることもできます。
BOCKSダイエットとして以前流行ったのですが、ダイエットを気にすることなく、夜だけ好きなものを思いっきり食べることができるダイエットです。
食べるのが好きなのにダイエットしている方は、食べた後に罪悪感を感じてしまう方も多いかもしれません。
せっかくおいしいものを食べても、ダイエットのことを考えておいしく食べれなかったら、楽しくないですよね。
食べたいものが食べれない、食べた後に罪悪感を感じてしまうといった葛藤が更なるストレスになり悪循環が生まれます。
少しでも罪悪感なく、楽しく、おいしく食べることができるのがBOOKSダイエットです。脳疲労を取り、ダイエットにもつながるので一石二鳥です。
コロナ疲れを解消する食事の楽しみ方
1日1快食は3食のうち朝と昼はフルーツやソバなど軽いものにして、夜1回好きなものを思いっきり楽しんで食べることができるダイエットです。
好きなものとはいっても異常な暴飲暴食をするのではなく、定食だったり、コース料理など、バランスよくその時身体が欲しているものをおいしく楽しく食べるだけです。脳疲労が取れていきます。
とんかつが食べたいけどいつも焼き魚定食で我慢している場合、とんかつ定食を我慢しないで食べてオッケーということです。
食べたいものを思いっきり食べていると、始めは食べ過ぎてしまうこともありますが、食べたいものが食べれないというストレスがないので徐々に自律神経が整ってきて脳の疲労が取れていきます。
③深呼吸をしたり、瞑想をする
マインドフルネス療法って聞いたことありますか?マインドフルネスは今この瞬間を大切に生きるという生き方です。
頭の中があれもやらなきゃ、これもやらなきゃとごちゃごちゃしていると、どんどん脳が消耗して、何から手を付けていいのかわからなくなっていき、作業効率が落ちます。
そんな時は何をしてもミスが起きやすくなったり、小さなことでも落ち込みやすくなったりします。
なんかスムーズじゃないな、ブレてるなという気がしたら、1分でもいいので目を閉じて深呼吸することで、頭がこんがらがっている状態をほどいてくれるんですね。
アップルやグーグルも瞑想を取り入れているため、瞑想することに注目が集まりました。
瞑想がなかなか難しいという方は頭で考えすぎてしまう方なので、男性性と女性性のバランスが崩れている場合もあり、自分の声が聞きづらくなっているかもしれません。
瞑想はいきなりできないという方は何度も繰り返すことでだんだんできるようになっていくので、始めは15分くらいリラックスして、静かに呼吸に集中する練習をしていきましょう。
瞑想を繰り返すことで脳が休まり、自分が本当はどうしたいのか?といった心の声にたどり着きやすくなります。
まとめ
今回はコロナ疲れと脳疲労の解消法についてお伝えしていきました。脳がクリアになることで心とのつながるようになるので、徐々に本当の自分を取り戻すことができるようになってきます。
色々考えすぎると大変なので、「あれこれ考えてるな」「疲れが取れないな」「感情が乱れやすいな」と思ったら、深呼吸して意識を今に戻しましょう。